●親の関わり方6か条
- いつだって味方でいろ。
- 自分の子だけじゃなくチーム全体を応援しろ。
- 放っておけ
- 過程を認めろ
- サッカーをやってるのは親じゃない
- コーチは見極めろ
●こんな親いない?
僕が5,000人以上15年でこども達をみてきて、
う~ん。。。
もったいないなあ~。
と思うシーンがよくある。
親の関わりかたで大きく7つを心得るだけで、
こどもが成長し、よい信頼関係の中で、
サッカーライフを送ることができる。
その①「いつだって味方でいろ。」
コーチに怒られているわが子を観て、
車の中でガミガミ。
家でクドクド。
こどもが一番わかってるって。
親が自分の子に対し、怒る気持ちもわかる。
ただ、
こどもは成長過程。
コーチ、親みんなして、
非難する必要はない。
コーチが言ってたのは、
こういうことだったかもしれないね^^
くらいでいい。
いつだってあなたの話し相手で良き理解者にならないとダメ。
繰り返すが、こどもは成長過程。
失敗して成長するもの。
こどもの時からなんでも完璧の子は、
めっちゃ良い子か。
親のロボットか。
どちらかしかいない。
こどもにも逃げ道が必要。
話をきいてくれたり、安心する場所が必要。
親はいつだって味方でいろ。
その②「ただただ見守れ。」
強いチームの親は吠えない。
レベルが高いサッカーをしてるから?
こどものプレーを安心して観れるから?
ちがうちがう!!
あれこれ親が指図しないから、強いの。
どんなことが起こっても、
親がああだこうだ言わずに
ただただ見守ってるから、
こどもも大胆なチャレンジや行動ができる。
これが強さにつながる。
審判に文句言ってない?
コーチが文句を言うからこどもが文句を言う。
親が文句を言うからこどもが文句を言う。
審判だって人間、ミスだってある。
親だってミスをする。
ギャーギャー親が言うチームは弱い。
チームに「信頼」がないから。
伝染病。
信頼って大人と大人、
こどもとこども、
こどもと親もそうだ。
その③「放っておけ」
水筒もった?!
シャツがでてるよ!
あいさつしなさい!
放っておけ。
失敗させろ。
親が先にすべてやるから。
こどもは失敗しない。
こどもは恥ずかしい思いや、
悔しい思いをしないと学ばない。
サッカーもいっしょ、
ミスして改める。
僕のチームで、
「大事な遠征費を忘れたこども」のエピソードがある。
(当時は遠征費と当日に手渡しでわたしていた)
チームバスで出発直後に電話があり、
忘れた親からだった、
- 荷造りを自分でやっていたが、肝心の遠征費をテーブルに置き忘れている
- 母は忘れているのを気づいたが、そのままスルーしたとのこと
- あとはコーチに任せます(煮るなり焼くなりしてください)
素晴らしいと思った。
遠征費を忘れたこどもの顔を思い浮かべると、
辛くて、(母が)
言っちゃうでしょ!
家のテーブルに置き忘れた
遠征費をバックをごそごそしながら探していた、
みんなはどんどんコーチに渡していく中、
泣きながら探していた。
※そしてこの子がその学年で一番成長したのはいうまでもない。
恥ずかしい思いや悔しい思いをすると
二度とやらなくなる。
これが「放っておけ」の真理。
その④「過程を認めろ」
失敗した結果だけをみるな。
失敗にしても、失敗した過程(プロセス)がある。
その過程について、コテ入れをすること。
逆に成功した時も、
成功した過程(プロセス)
をほめること。
今日の試合でゴールをきめたよ!^^
それは良かったね!
でもゴール決めること宣言した次の日に朝早くから起きてシュートの練習してたもんね!
やっぱりあの特訓練習があったからゴールきめれたのかなあ。^^
その⑤「サッカーをやっているのはこどもだ」
ほらほら前!はしれ!
なんでパスださないの!
右右!後ろだって!
これサイアク。。。
言われ過ぎると人間はフリーズする。
このブログでさいさん言っているが、
サッカーは自分が選んだプレーが成功した時に喜びを感じる。
親がサイドコーチングしているうちは、成長しない。
サッカーをやっているのは子供。
こどもの試合は
ウイニングイレブン(サッカーゲーム)じゃない。
その⑥「コーチを見極めろ」
いいコーチ。
わるいコーチ。
いるよ。
いいコーチは、
サッカーを教育的目線、
育成的目線を持ちつつ
「勝負」の世界で生きている。
話したときにコレに当てはまらなければ、
厳しいと思う。
当てはまらなくても、日々この教育的/育成的目線の指導を
勉強しているコーチは良い。
元プロだから良い。
サッカー経験者だから良い。
指導経験が長いから良い。
間違っている。
これはどうにもこうにもこどもだけで判断できる問題ではない。
本当にこどもにとって良いコーチなのか。
親が見極めてあげること。
●最後に
自分じゃないにしても、
こんな親いると思う。
ああ共感できる~!となってくれる保護者は、
こどもにとって良い保護者かもしれない。
最後に伝えるのは、
こどもはまだ未完成ということ。
ましてや大人だって未完成。
失敗と成功の中で成長していくもの。
人生はクローズアップで見れば悲劇だが、ロングショットで見れば喜劇だ。
※コメディアン チャップリン名言
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