うまくなる自主練をおしえろよ!
と言われるかもしれないが、
うまくならない子にはうまくならない理由がある。
これを深掘っていきたい。
サッカー経験:15年
指導経験:17年目
初めまして。
小学校年代を中心に5,000人以上のこども達から教わったことが僕の財産。
サッカーがうまくならない自主練の仕方
答えはコレ。
<コロコロ色々なトレーニングをやっちゃう、すすめちゃう>
なぜ自主練でいろいろなトレーニングをやることがダメなのか?
なぜ新しいトレーニングをすすめたらいけないのか?
この記事は、
僕がコーチで最近感じていることから繋がった一つの推理。
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サッカーがうまくならない理由
なぜコロコロ色々なトレーニングすることがダメなのかのる理由は、
- 習得する手前でメニューが変わる
- こどもはそんなに覚えらんない
この2つ。
・習得する手前でメニューが変わる
例えばドリブルを家で練習する。
コーンドリブルや
8の字ドリブル
様々なメニューがあるが、
メニューによってドリブルのポイントは違ってくる、
しかし、
8の字ドリブルは両足で10セット、左右で10セット
のように、
大半は回数で決める。
そして次のメニューに移ってしまう、
ただ単に回数をこなすだけでは上達にはつながらない。
それはルーティーンをこなし、それとなく自主練をしたと、
自分をほめるたびにある回数だ。
「何を気を付けながら」
「どういうシーンを思い浮かばて?」
これを意識しながら自分の納得のいくまで反復することが大切になってくる。
でも、回数がなければ基準ができない。
だとしたら、タイムアタックで管理する。
「8の字ドリブルを10周30秒でできるようにする」
そのためには?
から逆算をすればおのずとポイントは浮かび上がってくるだろう。
こどもはそんなに覚えらんない
これは、指導熱心なお父さんにありがちだが、
色々なメニューをいろいろなポイントを教える。
僕らコーチも1つのメニューに入れ込むポイントの量は
せいぜい2つから3つ。
あれもこれも教えてもい1つも習得にはつながらない。
だとしたら、ポイントを押さえて、
じっくり教え込むこと。
この記事を思い立った経緯
新人コーチから思い立った。
毎回毎回メニューが変わる。
今日はコレ、明後日はまた違うの、、、
毎日新しいトレーニングをすることは、
一見よさげにみえるけど、
実は、こども達にとっては
いつも新しいメニューで順応するのに精いっぱい。
順応しきる前に練習が終了する時だってある、
順応して、練習のポイントを押さえたところで、
次回はまた新しい練習。
だから身につかない。
要するに、
すぐにメニューを変えず、
同じメニューをしていけば、
- ルールを知ってるからすぐに適応する
- 練習の回転率が上がる(テンポ)
- 熟成されていくとこの練習のポイントを悟れるようになる
このように同じメニューを継続することで、
メリットが多くなる。
いやいや同じメニューは飽きるでしょ!
こんな声も聞こえてきそうだが、
ここはコーチの腕のみせどころがあるということ。
ちょっとしたルールの変更や追加
ちょっとしたオーガナイズ(設定)の変化で、
別物になる。
同じ材料で「にくじゃが」「カレー」を作るのと似てる!
まとめ
コロコロ色々なトレーニングをやっちゃう、すすめちゃうからうまくならない。
理由は、①習得する前にメニューを変えるから②こどもはそんなに覚えらんないから。
コーチのトレーニング構築にもにている。
このように、
自主練するなら、同じことを忍耐強く反復すること。
自分は上達してる!と感じた時こそ、
もっと磨こう。
君ならできる。
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