「僕サッカー選手になりたい!」
・・・
「いやいや自主練もまともにやらないのに?!」
こんなことあるよね。笑
こどもって飽きやすい。
「リフティングしなさい!」
「コーンドリブルしなさい!」
それだけじゃあつまんない。
やらされてる感が強くなってきたら、
原点に返り、
「遊び」の中で「体を思い通りに動かす」
トレーニングをやってみよう。
名前:非公表
サッカー経験:15年
指導経験:17年目
トレセン:4年間
(ブロックU10/U11/U12監督経験あり)
B級ライセンス
キッズリーダーインストラクター
初級障がい者スポーツ指導員
サッカー・フットサル3級審判
初めまして。
小学校年代を中心に
5,000人以上のこども達から教わったことが僕の財産。
自主練しない子へのメニュー⇒体を思い通りに動かすTR
僕が提案する答えは、
一度サッカーボールから離れて、
運動神経向上系トレーニングで
楽しく自主練をしてみよう!
ということだ。
なぜ自主練しないのか?
- 保護者にやらされているから
- 明確な目標がないから
- そもそも楽しくない
こんなところだ。
「自主練」と言うように、
一人でやることが自主練ではない。
自分で問題意識を持って、
自主的に行動に移し、
問題解決をしようとする行動こそが、
「自主練」ということ。
まずはこどもの自主性を刺激しながら
すすんで自主練をするようにさせたい。
そして問題がコレ👇
「そもそも楽しくない」
なんか一人でボールを蹴って、
なんかむなしい・・・
特に代わり映えのない毎回の自主練に
もうマンネリしている場合が多い。
結果、
ボールを蹴っていれば自主練したと思い込む。
実はあなたの息子は
すごくもったいない時間を
過ごしてしまっているかもしれない。
楽しくない理由を解決するためには👇
- 競う(回数・時間)
- 普段チームでやらないことをする
この2つだ。
競うとは、
兄弟だっていいし、
一人だっていい、
明確な数字や時間を用いて競うことで、
明確な目標ができる。
そして、
普段チームでやらないトレーニングで
マンネリを防ごう。
カラダを思い通りに動かすTR
原点に戻り、
普段チームでは
やらないトレーニングをすることが
僕は一番自主練でやってほしいと感じている。
それは
「カラダを思い通りに動かすTR」
以前の記事でも書いたが、
百獣の王 武井壮さんも
テレビで言っている。
それがコレ👇
タレントの武井壮さん独自の理論に【パーフェクトボディコントロール】と言うのがあります。
【パーフェクトボディコントロール】とは、「自分の身体を自分の思ったとおりに動かす」ことを目的としたトレーニング方法です。
「スポーツをやると、特別な技術練習をたくさんしないといけないというイメージがあります。青春時代からずっと時間をかけてもトップアスリートになれない人は沢山います。だから、スポーツの練習をする前に、まず自分の身体を思いどおりに動かす練習をしたほうがいいと思います。スポーツというのは、頭の中で思ったことがそのままできれば成功するものなんです。」
「目をつぶって腕を真横に上げてみてください。トップアスリートでもこれができる人は少なくて、ほとんどの人が水平よりも腕が上がっていたり下がっていたりしています。これができないということは、運動中も自分が思っている腕の位置と実際の位置にはズレがあるということです。腕を水平にするという基準がないから、その日の体調などによって腕の位置が変わって、プレーにも影響がでてきてしまいます。」
「頭の中で『こうしたい』と思ったことがそのままできる能力があれば、上手な選手のプレーを見て、そのまねをするだけで同じブレーができるようになります。」ということを言っています。」
※エージェントブログ様より引用
ユーチューブにもあった!👇
※8分3秒からのお話^^
このトレーニングを自主練で
やることによって
各段にレベルアップできると僕は思う!
僕が実際やっていたトレーニング
コレ👇
昔は「クレイジーボール」とも呼んでいた。
コレね、バウンドさせると
毎回予期せぬ方向に飛んでいくの。
ラグビーボールのような感じで、
ボールがあっちこっちと弾む。
実際にスクールのアップでこのボールを
2人1組でバウンドさせてキャッチ
をやっていた。
続けていくうちに
- 構えや姿勢(ゼロポジション)が良くなった
- 反応能力が上がった(視覚から脳を通って体に伝達するスピード)
- 楽しくてアップの雰囲気が良くなった
こんなメリットが起こった。
やりかたは様々
- 自分で落としてキャッチ
- 自分で壁に当ててキャッチ
- 投げてもらいキャッチ
- 後ろから投げてもらいキャッチ
10回中何回キャッチできるか?
2バウンドまではセーフなど
やりかたはたくさん。
反応が鈍い子
- この子はボールへの執着がないのかな?
違う!
- 観る
- 認知する
- 脳から身体に信号を送る
- 体を動かす
この伝達する能力が低いということだ。
反応を早くすることが上達への近道
こんな子には、
「カラダを思い通りに動かす能力」
「反応を早くする能力」は
切っても切り離せない大切な能力だ。
あえての「アンバランス」
手段としては
アンバランスを演出すること。
- 予期せぬ方向にボールが動く・飛ぶ
このようなアンバランスの中で
この2つの能力は上達していく。
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まとめ
- 自主練をしない子には「体を思い通りに動かすTR」を楽しくやらせよう
- 武井壮さんも言っている「真似る能力」こそが上達のカギ
- 「カラダを思い通りに動かす能力」と「反応を早くする能力」は表裏一体
- アンバランスを演出して、こどもの能力を引き出そう
自主練って
「リフティング」や
「シュート」や
「ドリブル」だけじゃない。
あそびの中で基礎運動神経を伸ばしていこう、
これがサッカー上達への近道だ。
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