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【サッカー】ディフェンスの4つの秘密【こどもに教えられる秘密公開】

投稿日:2020年12月3日 更新日:

こどもに教えられる

「ディフェンス4つの秘密」を公開。

  • カンタン
  • わかりやすい
  • これだけで上手になるポイント
  • サッカーを知らない保護者でも説明可能

名前:非公表

サッカー経験:15年

指導経験:17年目

トレセン:15年間

(ブロックU10/U11/U12監督経験あり)

B級ライセンス

キッズリーダーインストラクター

初級障がい者スポーツ指導員

サッカー・フットサル3級審判

初めまして。

小学校年代を中心に

5,000人以上のこども達から

教わったことが僕の財産。

僕。
僕。
質モンキー
質モンキー

▼なやみ

小学4年生の息子がチームで

全然ディフェンスができません。

「カンタンに抜かれる」

「守れない」

「奪えない」

本人としても、

ディフェンスが上手くなりたいようですが、

親としても、

どう伝えたら良いのかわかりません。

【サッカー】ディフェンスの4つの秘密

この4つの秘密を理解し実践できたら、

すぐにディフェンス能力はアップする。

  1. 「ゴールを背中で守りながらボールを奪う」
  2. 「ゴールを守るんじゃない、ボールを奪うんだ」
  3. ゼッタイ入れ替わるな
  4. ゼッタイ最後まで転ぶな

実際に。

僕自身も低学年のこども達に

わかりやすい言葉で伝えながらの

指導を努力しているが、

この4つの秘密で

あっという間に上達していくのがわかる。

詳しく説明していく。

1.「ゴールを背中で守りながらボールを奪う」

ディフェンスの目的は

大きく2つに分けられる。

「ゴールを守ること」

「ボールを奪うこと」だ。

これが1つに偏ってはダメ。

守ることと奪うことは

常に隣り合わせになくてはならない。

だってボールを奪わなければ、

攻撃できないもんね、

奪う事をしなければ

スコアは一生0-0のままだよね。

●よく起きる例

①ゴールを守ることをだけを考えてゴールを守りに下がる。

②奪うことばかり考えて、やみくもに奪いに行く。

これはどっちもダメ。

先ほども言った通り、

これ、どっちもやらなければいけない。

言葉で言うと・・・

「ゴールを守りながら、ボールを奪いに行く」

●「ゴールを守りながら、ボールを奪いにいく」とは?

ボールを奪いに行っているが、

ゴールを守ってはいない。

ディフェンスは常に、

「自分の背中にゴールを感じながら

プレーをすること」が大切。

こんなふうにね👇

これさえ意識できれば、

ディフェンス時の

良いポジションがとれていることとなる。

ほら、

ディフェンスのポジションについての理解って

こんなにカンタン!

2.「ゴールを守るんじゃない、ボールを奪うんだ」

先ほど言ったことと

若干矛盾しているような言い回しだけど、、、

やっぱりディフェンスは「守る意識」よりも、

「奪う意識」が大事である。

どちらも大切な意識だが、

「スキあらば奪う!」

この精神がとても重要となる。

●元日本代表岡田監督のことば

「自分の責任でリスクを冒すのが究極のエンジョイ」

選手によく話すんですけど、究極のエンジョイってのは、自分の責任でリスクを冒すことだと。要するに、監督が「ここだ」と行ってる。でも「オレはここだ」。これで成功した時にこんなに楽しいことはないんですよ。

だからギャンブルでね、自分のなけなしの金で賭けてるから、無くなったら大変だ!勝ったらこれで何を買おうかという喜びがあるわけですよね。スポーツはお金賭けないでできるギャンブル。そこが本当の楽しみなはず。最高に面白いところだぞ、ここはと。

この文書をサッカーの図で例えると・・・

「チャレンジ&カバー」といって

仲間が抜かれた時のために、

自分はカバーできるポジションに立つ

というセオリーに対し、

  • 仲間のプレスの具合
  • 相手の目線やボールの持ち方
  • 相手受ける選手の位置

これらを分析し、

「パスカット」で奪う。

という局面は最高に楽しい!ということ。

要するに、

ゴールを守ることに比重を置くのではなく

積極的にボールを奪う

「パスカット」しようとする選手は

ディフェンスが上手い選手と言える。

ゆえに、

ゴールを守るんじゃない、

ボールを奪うんだ!

3.ゼッタイ入れ替わるな

これは大学時代の監督に口酸っぱく言われた言葉。

ようするに、

「完全に抜かれるな!」ということ。

特に、

相手が良い状態でボールを持っている時や、

自分が不利な状態で1対1になった局面では、

むやみに足を出さず、

じっくりボールを奪えるチャンスを伺うことがベスト。

相手が良い状態でボールを持っている時に、

カンタンに足をだし

「入れ替わる」選手が小学生年代では多く感じる。

ここの、

「今なら奪える!」

「今はガマン」の選択を間違わずにいきたい。

●入れ替わらないための要素

  • 「奪える」「ガマン」の見極め
  • 間合い(カンタンに抜かれない距離)
  • 「すり足」両足が地面についている状態
  • 重心は後ろ(ついていけるように)

特に「すり足」はディフェンスにとって不可欠だ。

ステップが大きすぎて浮足立ってしまうと、

かわされた瞬間についていけなくなる。

常に両足は地面についた状態で、

左右前後どこにでも行けるよう構えよう!

4.ゼッタイ最後まで転ぶな

ディフェンスはカンタンに転んではいけない

●なぜ転んじゃダメ?

「転んでいる状態は何もできないから」

当たり前だけど(笑)

でも本当に転んではいけない、

転ぶ=スライディング

も、実はやみくもにやってはいけないのだ。

あくまでもスライディングはプレーの最終手段

最後の最後で

体を投げ出しとめる。

もし!

容易にスライディングをして

奪えなかったら・・・

1人プレーできない状態となる。

このような状況を作らないためにも、

「スライディング」や

「体を投げ出すプレー」は

最終手段と肝に銘じておこう。

カンテのディフェンス(動画)

  • 積極的に奪う(パスカット)
  • 転ばない(小さいのに・・・)
  • 予測の速さ(どこにパスがでてくるか)

こんなところを参考にしてもらいたい。

※サッカースタジオch様リンク

まとめ

ディフェンスの4つの秘密は、

1.「ゴールを背中で守りながらボールを奪う」

~ポジションとはこういうこと。

2.「ゴールを守るんじゃない、ボールを奪うんだ」

~積極的な守備ができる選手がチームに貢献できる。

3.「ゼッタイ入れ替わるな」

~「奪える!」「ガマン!」の使い分け。

4.「ゼッタイ転ぶな」

~転ぶとピッチから1人減る。

この4つを理解し実践できたら、

ディフェンスがうまい!

といっても過言ではない。

●「ゴール決めた人!」だけ?

僕もディフェンス出身ということもあり、

微力ながら、

「ゴールを決めた人」

だけが称賛されるのはどうも納得いかない。

「今日3点取る!」

良い目標だが、

「今日3回ピンチを救う!」とかでも良いと思う。

僕は必ず、

「今日ゴール決めた人!」

じゃあこれはどうかなあ

「今日ピンチを救った人!」

も聞くようにしている。

サッカーはオフェンスが華かもしれないが、

ディフェンスだって素晴らしいプレーが沢山ある。

小学生年代から

沢山の頭の良いディフェンダーが

育つことを祈る。





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