●ドリブル苦手ならパスで勝負しろ
なんかドリブルがヘタだな~。。。
なんでいつもあんなにぎこちないの?
サッカーはドリブルがうまくないとダメなんでしょ!
こんな悩みについて書きます。
▼話の流れ
- ドリブルには向き不向きがある
- ドリブルの種類は3つ
- 苦手を克服する時間がムダ
- パス(キック)
- エピソード
- 最後に
●ドリブルに向き不向きがある
ドリブルには、向き不向きがある、
残念だけど、ある。
ドリブル有名チームで、
ある程度のテクニックは身につくかもしれないが、
しなやかだったり、
俊敏だったり、
パワフルだったりするのには、
向き不向きは必ずある。
キッズ年代で一番最初トレーニングは、
「ボールを運ぶこと」が大多数を占めると思う。
はじめは周りと大差ないドリブル技術かもしれないが、
月日が経つと、
周りのこどもはピュンピュン抜いていくが、
うちの子は、どんくさく抜けない。。。
さあどうしよう。
●ドリブルの種類は3つ
ドリブルにも種類がある。知ってた?
- 抜き去るドリブル
- いなすドリブル
- とられないドリブル
※いなす⇒かわす・はずす・くずす
1.抜き去るドリブル
- 自分から相手に向かい抜くこと
- おもにサイドや前線で多いプレー
- 緩急を上手に使うことが大切
2.いなすドリブル
- 相手のでかたに合わせて逆をつく
- おもに真ん中や後ろで多いプレー
- 相手の向きや距離を観て上手にかわすことが大切。
3.とられないドリブル
- ボールキープをする持ち方のドリブル
- おもに真ん中や後ろで多いプレー(サイドでもあり)
- 体を上手に使い相手をブロックしながら運ぶプレー
勘違いしているのは、
ドリブル=抜き去るドリブル
抜き去ることができなくても、実は
「いなすドリブル」「とられないドリブル」は上手かもよ?
そこをまずみてあげて。
この「抜き去るドリブル」ができなくてもいいじゃないか!
「いなすドリブルと」「とられないドリブル」ができれば。
まずここをしっかりとおさえたうえで・・・
あいさつできるようにします!の記事:【小学生】あいさつを教えるの話。【伝授します】
●ドリブルが苦手ならドリブルの練習しないこと
カンタンにいえば、苦手なドリブルを克服する時間よりも、
得意な、もしくは得意になれそうな、
パスを練習すべき。
小学校年代は「武器」が大事!
何かこれだけは負けない!という武器に磨きをかけることを、
ゼッタイにやるべき。
- ドリブルって
少年サッカーではドリブルの技術に目がいきがちだけど、
派手なドリブルができるからいいの?
違うでしょ?
ゴールを決めるために良い選択肢を選ぶことが問われるでしょ?
派手なドリブルしてても局面や判断が間違ってたら、
何も意味ない。
- パスって
パスも立派な技術。
とめて・けるこれがサッカーの基本。
ドリブルで人を抜けなくても、
一本のパスでガラッとチャンスに変える。
ここにもサッカーの面白さはある。
●パス(キック)
やるなら一番を目指すこと。
- 様々な種類のキック
- 様々な種類のトラップ
- 低いボール高いボール
- 早いボール遅いボール
- 状況に合った的確なプレー
ドリブルのように練習することは沢山ある。
コーチ同士でも一度話したことがあるが、
「めっちゃヘタな子が試合で活きるためには、やっぱパスが上手になること」
と結論でたことがあった。
ドリブルは身体的限界があるが、
パスなら無限の可能性に変わる。
ドリブルがヘタでも、パスがうまければサッカーは成立するという考え。
僕も同感だ。
だからこそ、ヨーロッパのように
最初の技術でパスから教える。というのも
一理あるかもしれない。
サッカーやる気がない?!【全然OK!】
●エピソード
高校生の遠征の話。
相手チームにめちゃくちゃ太った選手がいた。
正直バカにしたよね。
絶対ヘタ!と決めつけたよね。
動けない・遅い・移動距離が少ないいんだけど、
彼。
チームで一番パス(キック)が上手だった。
もう半端ない!
止めて、絶妙な場所にスルーパスバンバン出しちゃう。
記事を書きながらこれを思い出したんだけど、
その選手は、自分の生きる道を探したんだね。
|
●まとめ
結論。2つ。
ドリブルは一概に「抜き去る」ことだけじゃない。
ドリブルに自信がないならパスを磨けばよい。
自分自身ドリブルが向いてないと思うなら、パスを練習してみて!
親がみて、
(うちの子ドリブルが向いてない)と思うなら、
パスをほめてあげて!
[…] パスの記事:【サッカー】ドリブルが苦手?の話。【パスでいけ】 […]