![](https://chu-chu-chu.com/wp-content/uploads/2021/10/Cherry-Blossoms-Instagram-Post-35-1024x1024.png)
サイドバックやボランチをやっています。
上手に前を向いたりパスを出すことができません。
ターンして前を向いたらすぐに取られます。
ターンして前を向くことが怖くなってきました。
監督には「前を向け!」と言われますが、
どうやってターンして前を向けばいいのかわかりません。
どんなトレーニングをしたらもっと
サイドバックやボランチとしてレベルアップできますか?
サイドバックやボランチは
いかに「前を向いてゴールに迫るパスやドリブルができるか?」
そのためには
「巻き込みターン」ができないと生きる道はなし。
「巻き込みターン」をマスターできれば👇
・前を向く回数が増える
・どこにでもパスができるようになる
・カンタンにボールを失うことがなくなる
・相手がプレスをかけても余裕を持ってプレーできるようになる!
名前:非公表
サッカー経験:15年
指導経験:17年目
トレセン:5年間
(ブロックU10/U11/U12監督経験あり)
B級ライセンス
キッズリーダーインストラクター
初級障がい者スポーツ指導員
サッカー・フットサル3級審判
初めまして。
小学校年代を中心に
5,000人以上のこども達から教わったことが
僕の財産。
最低限マスターすべきターン
これが巻き込みターン↘
この左サイドバックの選手のターンが「巻き込みターン」
巻き込みターンとは?
ボールを巻き込むようにターンし、
蹴りたい足の前に一発で置くターンのこと。
動画では左サイドバックの選手が左利きのため
巻き込みターンをして一発で左足の前に置いているのがわかる。
巻き込みターン2つの良さ
①どこにでも蹴れる「オープン」にボールを置ける。
②巻き込む勢いで蹴り足がテイクバックできるためすぐに蹴れる
①どこにでも蹴れる「オープン」にボールを置ける。
オープン=どこにでも蹴れる・視界が開いた状態
![](https://chu-chu-chu.com/wp-content/uploads/2021/10/c5f739fb2b25b8b992b8affd519c341e-pdf-1024x724.jpg)
大切なことは
「ロングボール」も蹴れるようなボールの置き所が大切である。
どこにでもけれるというのは
グラウンダー(低い)のみではない、
サイドバック・ボランチの選手であれば
裏に走りこませるようなロングボールも
蹴れるような持ち方ができる選手こそが優れた選手だと言えるだろう。
②巻き込む勢いで蹴り足がテイクバックできるためすぐに蹴れる
ボールを巻きこむことで足が自然と後ろに下がり
テイクバックしすぐにボールを蹴れる体勢に入っていることが動画でもわかる。
巻き込みターンを様々なシチュエーションから観てみよう
サイドバックの巻き込みターン
![](https://chu-chu-chu.com/wp-content/uploads/2021/10/2-1-pdf-1024x724.jpg)
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![](https://chu-chu-chu.com/wp-content/uploads/2021/10/2-3-pdf-1024x724.jpg)
どこにでも蹴れるボールの持ち方をしなければ相手にコースを限定されてしまう。
清水選手のように
相手がプレスをかけてきても勇気を持って前を向くことで、
相手は飛び込めなくなってしまうのだ。
もし、
相手のプレスに恐れ横を向き股の下にボールを置いたとしたら、
相手はよりプレスをかけてきただろう。
ボランチの巻き込みターン①
![](https://chu-chu-chu.com/wp-content/uploads/2021/10/3-1-pdf-1024x724.jpg)
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![](https://chu-chu-chu.com/wp-content/uploads/2021/10/3-3-pdf-1024x724.jpg)
ボランチにとっての巻き込みターンは、
相手に取られない遠い足にボールを置くというポイントがある。
上手に巻き込むことで相手を体でブロックしながら
逆サイドに展開することができる。
ボランチの巻き込みターン②
![](https://chu-chu-chu.com/wp-content/uploads/2021/10/4-1-pdf-1024x724.jpg)
![](https://chu-chu-chu.com/wp-content/uploads/2021/10/4-2-pdf-1024x724.jpg)
![](https://chu-chu-chu.com/wp-content/uploads/2021/10/4-3-pdf-1024x724.jpg)
非常に上手な巻き込みターン。
相手がいても相手から遠い場所にボールを置けるので
失う可能性が低くなる。
やはりボーランチはマスターすべきターンであることがわかる。
ボランチの巻き込みターン③
![](https://chu-chu-chu.com/wp-content/uploads/2021/10/1-1-1-pdf-1024x724.jpg)
![](https://chu-chu-chu.com/wp-content/uploads/2021/10/1-2-1-pdf-1024x724.jpg)
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巻き込みターン一発でチャンスを作り
得点につながった素晴らしいシーン。
巻き込みターンでガラっとアングルを変え逆サイドでチャンスを作り出す。
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どうやってターンしてるの?
【巻き込みターン:技術の分解】
- ボールやや上を触る
- 親指の付け根から土踏まず(足裏のへこんでる所)でボールを捉える
- 膝を曲げて旋回しやすいようにする
- ボールを引っ張るように右足の前に持ってくる
一番大切なことは、
ターン後にすぐにボールを蹴れる位置にあるかどうかだ。
しかも
オープンに(どこにでも蹴れる)
巻き込みターン自宅トレーニング①
ボールを上手に引きづりながら旋回してみよう。
【ポイント】
- 触る場所⇒親指の付け根から土踏まず(足裏のへこんでる所)
- 軸足は膝を曲げて旋回しやすくする
- 上半身は手を広げてバランスを保つ
巻き込みターン自宅トレーニング②
ゆっくり転がしてもらったり
カベに当てて跳ね返ったボールを巻き込みターンしてみよう
【ポイント】
- 足を前に出しショックを吸収しながらボールを触る
- やや上から押さえつけることでボールが逃げない
まとめ
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巻き込みターンはとくに
サイドバック・ボランチの選手は身に付けるべきターンだ。
このターンができないと
小学生では通用しても今後のサッカー人生では
カベにぶつかることだろう。
遊びの中で、
巻き込みターンを身に付けよう。
そしてプロの試合を観た時は巻き込みターンが頻繁に出る。
それくらい巻き込みターンは必要なスキルだ。
小学生年代で身に付けることができれば
プレーの幅も確実に広がるだろう。