うちの息子のチームは弱いんです・・・
なんで弱いんだろう。。。
でも隣のあのチームはいつも強い!
なんで強いんだろう。。。
どんなことを教わってるの?
どんな違いがあるの?
実は、
強いチームには強いチームなりの「理由」がある。
サッカー経験:15年
指導経験:17年目
トレセン:5年間
(ブロックU10/U11/U12監督経験あり)
B級ライセンス
キッズリーダーインストラクター
初級障がい者スポーツ指導員
サッカー・フットサル3級審判
初めまして。
小学校年代を中心に
5,000人以上のこども達から教わったことが
僕の財産。
【サッカー】強いチームの4つの条件「結論」
※前提:小学年代と設定する。
あなたのチーム・お子さんのチームを当てはめてみよう。
ここに当てはまらなかったら要注意!
①強いチームは「全員が同じ方向を向いている」
②強いチームは「自分がプレーし、自分たちでプレー」する。
③強いチームのコーチはいつも穏やかだ。
④強いチームは「ルーティーン化」された練習を毎日する
【サッカー少年】コーチの僕がおすすめする水筒7選【2021年度】
①強いチームは「全員が同じ方向を向いている」
そう、試合に勝ちたいから練習をする。という
なんのために、練習するのかが明確になっているため強い。
この、「なんのために」という矢印が同じ方向を向いているチームは強いのだ。
小学生年代で
「サッカーマン」になるためには段階を踏んで成長していく。
- 第一段階⇒みんなといっしょにいることが楽しい!
- 第二段階⇒できるプレーが増えてきて楽しい!
- 第三段階⇒勝負に勝って喜びたい!
強いチームの子はこの「第三段階」に全員がいるということ。
だから練習のクオリティもあがる。
実は、、、
三段階に行けてないのはこどもには問題はない。
これはコーチ自身の問題。
第三段階に持っていくための、
- コーチング
- 言葉選び
- プラン
を考えて指導しているる優秀なコーチなのか?
ようはコーチの持っていき方だ。
もっとこども達が
練習したい!
うまくなりたい!
教わりたい!
勝ちたい!
という気持ちの矢印の方向が向かうよう。
声掛けしよう。
真剣なこどもは何割いる?
半分以上がそうでなければ悪い方向へ流されてしまうのがこども。
こどもは自分で善悪を決定する力がまだ弱い生き物。
だからこそ、
コーチの役割は重要になってくる。
強いチームを作るなら「早く」第三段階に全員を持ってこよう。
無理やりではなく意図的に。
②強いチームは「自分がプレーし、自分たちでプレー」する。
あなたのチームはどうなってる?
ちゃんとこども自信でプレーしてる?
こどもたちでプレーできている?
もしかすると・・・
コーチのコントローラーになってない?
パスだ!
もっと前!
シュートしろ!
ちがうあっちだ!
コーチがコントローラーを握ってしまうのは最悪だ。
こんなコーチの下では、
こどもは自分でプレーを選択できなくなる。
プレーが終わるたびにコーチの方を「チラっ・・・」「チラっ・・・」
心の声は、
(コーチ合ってる?)
(コーチこれが正解?)
コーチが答えを常に与えると
自分でプレーを選択することを辞めてしまうのだ。
こども自身でサッカーをプレーさせなければならない。
ようするに・・・
コーチはあくまでも脇役で主役はこども達。
プレーはこども達に選ばせて、
アドバイスはプレーが終わったあとに伝えてあげる。
こどもたちでプレーできないと
強いチームにはなりません。
【こどものプレー動画を送るだけ?】うちのこドウデスカ?【分析します】
②強いチームのコーチはおだやかだ。
②にもつながる話。
怒鳴りつけて答えを与え続けるコーチの下にいる子は、
コーチの正解を求めながらプレーし
自分自身でプレーを選択できなくなってしまう。
実は、
強いチームのコーチって穏やか。
なんならこどもに決めさせることも多い。
「じゃあどうしたらよかった?」
「みんなはどう思う?」
「じゃあそれでやってみようか!」
あくまでも主役はプレーしている本人。
コーチは後ろから見守る。
そして、
この効果が後で何倍にもなることを知っているからこそ
穏やかに、冷静に、こどもを見極める。
僕は人生全てはバランスと思っている。
サッカーや組織もその通りだ。
こどもがプレーに夢中になると周りがみえなくなる、
そこに上手にブレーキをかけて
軌道修正してあげることがコーチの役目。
こんなチームみたことない?
コーチは常に吠え、こどもはシーン。。。
覚えておこう!
👆コーチが元気すぎるとこどもはシーンとしてしまう。
反対にコーチがシーンだとこどもは元気になる。
あ・・・
オレだけなんか喋ってるな・・・
と思った時は、
あれこれ言わずにこどもにサッカーの時間を返してみよう。
小学生年代のこどもにとって
「コーチが元気!」「こどもが元気!」
どっちの雰囲気がいいかはわかるよね。
④強いチームは「ルーティーン化」された練習を毎日する
これは僕のなかでは確信の一つだ。
強いチームは練習をあまり変えない。
実はめちゃくちゃシンプルだったりする。
ダメな練習は「メニューをコロコロ変える」こと
毎回毎回めまぐるしく練習。
こども達は、
複雑な練習のルールを覚えるのに精いっぱいになり
結局、
ルールを覚えただけで意図した練習まで結びつかなかった。(チーン)
やっとコツをつかんでも次回そのメニューをやらないんかい!
なにがいいたいかというと、
コロコロ練習メニューを変えてしまうと、
練習の積み上げができず
身にならない練習となってしまうのだ。
これが成長を遮断してしまっている。
ようするに、
練習に「ルーティーン化」されたメニューを組み込むことで
練習が積み上がり、更なる質の向上や気づきが増えてくるのだ。
▼ルーティーン化メニューのメリット
- 慣れ親しんでいるメニューなので時間がかからない。(ルール説明不要)
- 反復で「コツ」や「ポイント」に気づく。
- 慣れ親しんでいるから「質・スピード・感覚」が研ぎ澄まされる。(成熟)
※「飽きる」ということもある。ここはコーチの腕のみせどころ、ちょっとしたルール変更(オプション)を持とう。
まとめ
強いチームは・・・
- 強いチームは「全員が同じ方向を向いている」
- 強いチームは「自分がプレーし、自分たちでプレー」する。
- 強いチームのコーチはいつも穏やかだ。
- 強いチームは「ルーティーン化」された練習を毎日する
強いチームは強くなるべくして強くなる。
たまたま強くなることは絶対にない。
選手、指導者、保護者
全ての条件がそろった時に初めてチームは強くなる。
これが僕の経験の中でも強いチームの条件だ。
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