おかあさん
おとうさん
サッカーやっているこども達
突然ですが、
ディフェンスの目的やディフェンスのやるべきプレーや
やってはいけないプレーは知っている?
実はディフェンスはオフェンスよりも奥深く
オフェンスよりも難しく頭を使うポジションだ。
ねえねえ、ディフェンスって一番何が大事なの?
どうやったらディフェンスが強くなる?
どんなことを考えながらプレーするの?
う・・・
う~~~ん。。。
と正しいことが言えないようではダメ。
この記事では
▼何がわかるの???
①ディフェンスの原理原則の理解
②ディフェンスの目的
③ディフェンスの優先順位
を超カンタンに!動画込みでお伝えする。
※今回の記事ではあくまで「一人称」のディフェンスについてお伝えする。
名前:非公表
サッカー経験:15年
指導経験:17年目
トレセン:5年間
(ブロックU10/U11/U12監督経験あり)
B級ライセンス
キッズリーダーインストラクター
初級障がい者スポーツ指導員
サッカー・フットサル3級審判
初めまして。
小学校年代を中心に
5,000人以上のこども達から教わった
ことが僕の財産。
【サッカー初心者向】バカでもわかるディフェンス講座【最短で理解】
サッカーにおけるディフェンスとは?
敵のオフェンスから自軍のゴールを守り、
敵に得点されることを防ぐ行為である。 ウィキペディア様
まあこんなところでしょう・・・
しかし現代のサッカーからディフェンスを説明するには少し言葉足らずだ。
相手のオフェンスから自軍のゴールを守り得点を防ぎ、
相手からボールを奪い、そのボールを得点につなげる行為こそがディフェンス
このよういに説明するのがベスト。
ディフェンスの原理原則?
日本サッカー協会の本にも「原理原則」と書かれているが、
正直なんのこっちゃわからない・・・何それってね。
ようするに
「ディフェンスの考え方」という意味。
さきほどいったディフェンスとは?やディフェンスの目的は?こんなところの考え方のことを意味する。
※こどもにめっちゃ大事ポイント!!
こども達にやれ「パスカットだ!」「ねらえ!」「よせろ!」とコーチが伝えても
この「原理原則」⇒「考えかた」をこどもが理解していなければ
「なんのために?」
その行為を行っているのかが理解できないためうまくいかないんだ。
ディフェンスの目的?
・ゴールを守る
・ボールを奪う
ゴールを守るだけでもダメ
ボールを奪うだけでもダメ
この両方がディフェンスの目的であり、
最終的には奪ったボールをゴールに決める。
というのが目的となる。
ゆえに、、、
良いディフェンスでボールを奪えれば、
良い攻撃ができるといっても過言ではない。
ディフェンスの優先順位(参考動画あり)
では、
ゴールを守りながらボールを奪いに行く。
このミッションの中にも
優先的に「狙う」ポイントがある。
優先第一:パスカット
優先第二:トラップミス時
優先第三:振り向かせない
優先第四:遅らせる
★ :ウラを取られない
人気記事:【サッカー】コレを答えられない子はアウト【息子に聞いてみて?】
読まれている記事:【サッカー】走り込みメニューはムダ!【メニュー紹介】
優先第一:パスカット
当然です。
なぜならば
サッカーは相手よりも1点でも多く得点することができらば勝つスポーツ。
ボールを奪うためにもこの「パスカット」は一番大事になる。
▼パスカットに必要な要素は「観察力」
・相手ボール保持者のボールの持ち方
・相手ボール保持者の目線
・相手チームの受け手の選手の体の向きや、目線
このような「次への予測」を立てながらパスカットを狙う。
優先第二:トラップミス時
詳しく言えば、
パスカットができなかった場合次に狙うのはココ。
相手からボールが離れた瞬間だ。
動画の奪い方は非常に素晴らしい。
相手のボールが少し大きく離れた瞬間(ミス)に
体を入れボールを奪っているのがわかるだろう。
優先第三:振り向かせない
川崎の鬼プレスすごすぎ・・・
振り向かせない=相手に焦りを与え、ゴールを目指すことをあきらめさせる
このような意味合いでとらえれば良い。
相手が前を向けないと、ゴールを目指せない、
パスカットができなかった
トラップミスもなかった
次にやるべきことは「振り向かせない」ことだ。
優先第四:遅らせる
フットサル動画ではあるが、
このディレイ「遅らせ方」は素晴らしい!
なぜ遅らせるのか?
相手の攻撃を遅らせることで、
仲間がかえってくる時間を稼ぐ
仲間が帰ってくることにより、
コースの限定と失点率を下げることができるから、
必ずしもディフェンスは全て
ボールを奪いにいけばいいというものでもない。
※注意※
高度なテクニックのため、
高学年から習得するのがベストで
低学年ではなかなか伝わりにくい
個人戦術の一つだ。
それ以外に大切なこと「ウラを取らせない」
第一優先から第四優先までお話したが、
第ゼロ優先といっても過言ではないのが
「ウラを取らせないこと」
自分の後ろのスペースにボールが行き
足の速い選手に走られたら、これは大ピンチ。
そしてこれは「ディフェンスがやってはいけない」プレーとなる。
▼ウラを取られないために必要な要素は「観察力」
・相手ボール保持者のボールの持ち方(ウラ狙える持ち方?)
・相手ボール保持者の目線(ウラ狙ってる?)
・相手チームの受け手の選手の体の向きや、目線
このような「次への予測」を立てながらウラをカバーする。
※そしてなによりも、相手ボール保持者が「蹴りそうなモーション」に入った時に
マークの選手よりも下がり、先にボールを触れる準備をすることが大切だ。
まとめ
今回の記事では、1人称のディフェンス超カンタンに解剖してみた。
これらのことを頭に入れて、こどもに伝えたり、
本人がプレーすることで、
もっとディフェンスの面白さや奥深さを体感することができるだろう。
僕ももともとはディフェンス出身の選手のため、
ディフェンスの楽しさを沢山味わった!
最高の成功経験は
「思った形でボールを奪えた瞬間」だ。
オフェンスは10点はずしても1点決めればヒーローとなるポジション。
ディフェンスは10点守っても1点決められれば戦犯扱いされるポジション。
だが、
無失点試合ができた時の
緊張感やディフェンスラインとゴールキーパーとの一体感は時ハンパない!
ぜひ参考にしてディフェンスを楽しんでほしい。