うちの子は全然サッカーを理解してない。。。
ほらそこにいたらオフサイドだよ!
なんで団子の中に入ってくの!
サッカー経験:15年
指導経験:17年目
初めまして。
小学校年代を中心に5,000人以上のこども達から教わったことが僕の財産。
サッカーのセオリーなんて教えるな!
今日はこんなお話。
前提はキッズ(5歳から7歳)
とあるチームのコーチ
「オフサイドだよ!前でるな!」
「広がれ!離れろ!」
「もっと後ろだ!」
こんな声が飛び交っているのは今も昔も変わらない?
あくまでも僕の意見。
キッズにサッカーのセオリーなんて教えるな。。。
セオリーを教えるから楽しくない
サッカーの試合なんて大きく言えば
- あっちにボールを入れてね!
- こっちは守ってね
- この中でプレーしてね
これしかないのだよ。。。
あとはこどもが思うままにサッカーを楽しめばいいと思うし、
頭の良い子は自分で考えて、
(あっここらへんにいたらボールくるかも・・・)
(あっ攻められそう!先回りしよう)
などいろいろな作戦を練ってプレーするようになる。
しかし!
その発想や成長する大事なタイミングに限って
いつも大人がジャマをする。
そう、答えを言ってしまう。
これが僕の言う
サッカーセオリーなんて教えるな!と言いたいところ。
「サッカー小僧」に読ませたい本―日本一忙しいコーチが書いた!!
僕の一生忘れないはなし
人間て人から教わったことよりも、
自分で体験したほうがゼッタイに身につくもの。
僕が小学1年の時、
初めて「忘れ物」をした。
音楽の教科書がどこを探しても見つからない。
半泣きで休み時間必死に探し回ったことがあった。
でもそれから6年間1度も忘れ物をしなくなった。
だってあの時の恐怖を体感できたし、
二度と繰り返したくないと思ったから。
大人になって母に聞くと、実は母は忘れ物に気づいていたみたい。
「失敗してしまえ!」という心情で送り出したよう。
・・・
このようにサッカーだっていっしょ。
自分がひらめいたことや自分が体験して「良かった」「イヤだった」ものは
確実に身につくし、身になってる。
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まとめ
ようするに何が言いたいかというと、
大人があれこれサッカーの答えをあたえるもんじゃない、
与えたところで成功はするけど、身にはなっていない。
サッカーのゲーム中なら
カンタンなルールのみ伝え、
あとはこどもに自分で考えプレーさせる。
これが上達の秘訣。
[…] セオリーについてはこちらの記事:サッカーのセオリーなんて教えるな!【キッズ向け】 […]