サッカーの動き出し【思考を変えればバンバン裏とれる】
裏のとりかたを教える。
結論は最後にとっておきます。↘
サッカー用語の裏とは?背後とは?
自分のマークの背中をとるともいう。
マークの選手の観える範囲のマークの選手の前でボールを受けるのではなく、
マークの選手の観えない後ろのスペースでボールを受けること。
この裏のとりかたって、なんとなくわかっているようで、
なんとなく指導しているようで、指導できてないコーチが大半だと感じる。
今回のブログはトレーニング方法ではなく、
思考=考え方
について伝えようと思う。
サッカーの動き出しはいつ?
「うごけよ!」「うごきだせよ!」っていうけど、
いつ動き出す?
風間さん流で言えば「ボールがピタッと止まった時」
他のコーチならこんな感じだろう、
「キッカーの顔が上がった時」
「キッカーが蹴れる体勢に入った時」
など、もしかするとチームによって伝え方や、
教え方が違うかもしれない。
しかしこのような問いかけだけでは小学校年代の子が
「裏をとる」ということの成功経験は薄いと感じる。
どっちが合わせるの?(手本動画)
動き出し論争でよくでる話は、
この「キッカーが合わせる?」
「受ける側が合わせる?」という問題。
僕は、絶対にキッカーが合わせると思う。
この動画をみてほしい、よくまとまってる。
この動画をみてわかることは、
動き出した選手に対してキッカーが合わせているということ。
ようするに、
「裏をとる時は、蹴れる時に動き出して受ける」
めちゃくちゃあたりまえのこと言ってるね。笑
では・・・
小学年代よくある失敗例
▼ノッキング
※意図が合わずギクシャクするさま
- キッカーが裏にけりそう
- ボールを受けたい選手(今出せ!今出せ!)
- キッカータイミングが合わず出せない
- ボールを受けたい選手(止まる)
ボールを受けたかった選手:なんでださないんだよ!
キッカー:出したかったけどお前が蹴る瞬間とまるから・・・
これよくあるよね?
ボールを受けたい選手が少し走り出して止まる、その繰り返し。
これ、ボールを受ける選手の思考が間違っている。
結論:ボールがきてから走り出すんじゃなくて、走り出すからボールが来る
このように考えて、こどもに伝えることで、各段に裏をとれる回数が上がる。
これを伝えていないコーチって多い、
裏でもらえるということは教えるが、
裏のとりかたは教えない。
この「走り出すからボールが来る」
という思考で、
もう一度上の動画をみてほしい、
見事に全部走り出したところにボールが追いついてきている。
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コレ選手から聞いた話
元日本代表 三都主アレサンドロ選手も、
「自分は動き出したところにボールがくるのを信じて走る」と言っている。
現清水エスパルス チョンテセ選手も、
裏に抜けだし振り向くと、
ボールがもう足元にきていた。
それが現川崎フロンターレ 中村 健剛選手のパスだと。
まとめ
サッカーの動き出しで大切なのは思考を変えること。
ボールがきてから、動き出すのではなく、
「動き出すから、そこにボールがくる」
練習メニューなどを考えるのも楽しいが、
このような根本から考えてみることで、
新たなコーチとしての哲学が構築されていく。
サッカーって奥が深いね。
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