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サッカーの鬼ごっこはコレが最強

投稿日:

質モンキー
質モンキー

サッカーで一番効果的なおにごっこは?

質モンキー
質モンキー

どのおにごっこがサッカーで最強なの?!

名前:非公表

サッカー経験:15年

指導経験:17年目

初めまして。

小学校年代を中心に5,000人以上のこども達から教わったことが僕の財産。

サッカーのウォーミングアップでおにごっこ。

様々なおにごっこがある中で、

一体何が

「一番サッカーに効果的な鬼ごっこ」

なのか考えたことはある?

僕はおにごっこを肴にして

酒がのめるくらい。。。おにごっこをやってきた、

その中で、

  • ルールがカンタンで
  • 道具は使わなくて
  • サッカーに効果的な

1つの鬼ごっこを紹介する。

生徒が憧れるような講師をマッチング【e-Live】

【意外と知らないIT用語】ドメインって何? お名前.com

サッカーの鬼ごっこはコレが最強

結論からいいと、

しっぽとり鬼ごっこ

知ってる人のほうがいるかもしれないけど、

一応動画でも↘

※公益財団法人 日本フラッグフットボール協会より

海外でも取り入れてるね!

※SoccerCoachTV様より

コレがサッカーにとって最強。

しっぽとり鬼ごっこが最強な理由

  1. ルールがカンタン
  2. 道具がいらない
  3. 何人でも可能
  4. 「サッカーの駆け引き」がある
  5. ステップワークがある
  6. 調整ができる
  7. おすすめルール

おもしろメニューの記事:【サッカー】1対1がうまくなる練習の話。【コレオモロイ】

有名な記事:【サッカー】「厳しいコーチの話。」【マチガイです】動画あり

1.ルールがカンタン

しっぽとり鬼ごっこってルールがカンタン

自分のしっぽを取られないように相手のしっぽをとる

これだけ、

まあ、範囲等あるけど、

園児でも手軽にできてわかりやすいルール。

こどもと一緒にやる時に一番心掛けないといけないことは、

シンプルであるかどうか、

よく難しいおにごっこを設定しすぎてしまって、

こどもの本来もっている「全力で動き回りたい!」欲求が削られているおにごっこもある。

シンプルかつ奥が深いおにごっこが「しっぽとり鬼ごっこ」

2.道具がいらない

これも非常に大事な一つで、

手軽にできること。

サッカーのトレーニング中に必ず用意する

「ビブス」さえあればできちゃう。

その他マーカーで範囲を囲えばしっぽとり鬼ごっこのフィールドが完成する。

この手軽さがあると、

試合の合間の時間に困った時、

コートが限られているが、全員の体を動かしたいとき

ビブスさえあればカンタンにできる!

3.何人でも可能

2人でも何人でもできることもメリット

2なら1対1でやったり、

1人がつけて1人は時間内に取るなど。

家で大人がつけてこどもに取らせるってこともできるよね。

多ければ安全を確保しながらやれば全員を動かすことだってできる!

ワールドフットサルマガジンPlus! Vol.11: フットサルスペイン代表のウォームアップ・鬼ごっこ・バスケットゴールを使ったゲーム

4.「サッカーの駆け引き」がある

ココが一番のポイント

しっぽとりを鬼ごっこを行うと、

オレはとにかく逃げる専門!

オレはとにかく取る専門!

ってな感じになることがよくあるが、

サッカーのゲームって「双方向」

攻めたり守ったりと攻守がめまぐるしく変わる。

野球は攻撃の時間・守備の時間と分けられているけど、

サッカーはそうはいかない。

ということは、

しっぽとり鬼ごっこも、

サッカーとおなじ感覚だ。

「しっぽを取られないように相手のしっぽを取る」

「ボールを奪われないように相手のゴールを狙う」

とか、

「しっぽをとられないように相手のしっぽを奪う」

「ゴールを奪われないようにボールを奪う」

とサッカー脳にするための根幹がここにはある。

この「双方向」の思考がなければサッカーは成り立たない。

「駆け引き」って

コーチは駆け引きしろっていうけど、

こどもは「駆け引き」って理解してないからね、

だからこそ、しっぽとり鬼ごっこで「サッカーの駆け引き」を

体幹してほしい。

5.ステップワークがある

おにごっこにステップワークはつきものだが、

奪われないようにしたり、奪ったりするから

上半身と下半身のステップワークを駆使しなけらばならない。

利点として、「自分のタイミング」ではないってところ。

いきなり後ろから相手が奪いにきた、

いきなり奪えるチャンスが来た、

おにごっこって普段想定していないシーンがたくさん生まれるから、

それに合わせて体を反応させなくてはならない。

ここもサッカーとよく似ている。

サッカーは「リアクション」のスポーツ。

行きつく先はアクションではなくリアクション。

ドリブルでしかけても(アクション)

最後は「相手がこうだからこうプレーする」となる。

状況に合わせて体を変化させることはサッカーでは大切な要素。

6.調整ができる

こどもにレベルの差はあるのは当然、

しかし全員でもできるおにごっこだ。

例えば、

「高学年は両手で取らなきゃだめだよ」

「高学年は苦手な手だけね」

など制限をかけられる。

そうすることで「全員が楽しめる鬼ごっこ」となる。

7.おすすめルール

  • 1対1
  • グループ戦
  • 個人戦
  • 奪われたら終わりではなく返してもらい、復活!

家だと1対1で保護者とやってもおもしろいね。

グループ戦は「作戦タイム」を設けることで、

一体感や人前で話すことが得意になる。

個人戦が一番やりやすいかな、

奪われてしまった子がそれで終わらないように「奪ったら返してあげる」

をルールに入れるだけで、苦手な子も何度でも復活できる。

ようするに

サッカーをレベルアップさせるためには、

「しっぽとり鬼ごっこ」が最強ということ。

経験のあるコーチならやったことがあるかもしれないが、

今一度見つめなおしてみて!

きっと「ああ奥が深いな・・・」と気づけるはず!

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