おい!次の試合5点取ったらゲーム買ってあげるぞ!
「まじで!よっしゃー!オレまじで頑張る!!」
これまじアカンよ。。。
サッカー経験:15年
指導経験:17年目
初めまして。
小学校年代を中心に5,000人以上のこども達から教わったことが僕の財産。
こどもに5点決めたらゲーム買ってあげる!【絶対アカン】
これはアカンです。
今も昔もこの「エサを与えて頑張らせる」やつあるよね。
今日の練習時もあった!
「僕ね、今日1点とったらアイス勝ってもらえるんだ!」
・・・
これって本当にやばいぞ!
保護者は気づかないのか?
エサを与えて頑張らせる作戦がダメな理由
はい結論から言う。
エサがなければ頑張らない人間になってしまう。
これが結論。
ではこう考える理由を詳しく説明していく。
- 自分にメリットがないとやらない人間に
- 成功しても失敗してもダメ人間
- 自分の人生を豊かにするために皆頑張る
・自分にメリットがないとやらない人間に
これが大人の保護者の方のほうがわかる話。
自分にメリットがないとやらない人っているよね、
そういう人って嫌われてるでしょ?
やっぱり人間の最終到着地点は
「人に喜んでもらう」ことが生きがいになってくると思う。
「はい、これやってー」
・・・
(これはオレにとってメリットがないじゃないか、ならやるのはやめよう)
こんな人生甘くないよね?
エサを与えて頑張らせることで、
その子の潜在能力がそうなってしまう。
・成功しても失敗してもダメ人間
エサ与えて5点とりました⇒成功!!
メリットでしか頑張らないダメ人間に。
エサ与えて5点とれませんでした⇒失敗。
どうせオレには無理。
こんな口癖人間になってします。
こどもって達成できなかった時に、
矢印を自分に向けずに人の責任にしたがる、
そして自分に矢印が向いた時に、
受け止めずに「どうせ無理」という捨て台詞を。。。
だったらこんな約束しなければよかったと思うのは保護者自身。
エサを与えるって人間にはやっぱり不適合なんだよ。
・自分の人生を豊かにするために皆頑張る
Jリーガー
海外で挑戦するプロ選手
ワールドカップに出る選手
サッカー選手みんながお金というエサがほしいから本当に頑張ってるの?
もちろんお金がほしい!稼ぎたい!選手はいるかもしれない、
でもそいつらは二流の選手。
一流の選手は、
自分がどこまでいけるんだろう・・・
オレはサッカーを本当に成し遂げたのか?
こんなことを考えながら、自分の目標に向かって突っ走っていく。
自分の人生を豊かにするためにサッカーというツールを使って
挑戦し続けている。
一流の選手がこども時代に
エサを与えて今でもプロで活躍しつづけてる選手はいない。
これが答えかもね。
まとめ
エサを与えてはいけない、
もしプレゼントを考えてるのであれば、
それをエサに使わないで。
良い方法としては、
いきなりプレゼントしてあげる。
「最近頑張ってたからたまには他のこともしてみれば?」
など、認めてあげたあとのご褒美のほうがゼッタイに良い。
人間は誰でも「認めてもらいたい」
こどもにも評価してあげることで(認めてもらってたんだ!)と感じさせよう。
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