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コーチ系

【サッカー】団子サッカーに全てが詰まっている話【それで良し】

投稿日:2020年9月30日 更新日:

質モンキー
質モンキー

低学年のゲームは

いつもごちゃごちゃの団子サッカー

もっとパスとか頭を使ってさあ・・・

このままでいいのかな・・・

名前:非公表

サッカー経験:15年

指導経験:17年目

B級ライセンス

キッズリーダーインストラクター

初級障がい者スポーツ指導員

サッカー・フットサル3級審判

初めまして。

小学校年代を中心に5,000人以上のこども達から教わったことが僕の財産。

僕。
僕。

▼この記事でわかること

・団子サッカーで良いということ

・団子サッカーの先の未来

・団子サッカーから出る「上手いやつ」を見極められる



団子サッカーに全てが詰まっている話

「いや、ラグビーかよ!」

「ごちゃごちゃ・もちゃもちゃ・・・」

あの団子サッカー、考えることおおいよね。

このままでいいんかな。。。

パスを教える?

ポジション(幅や厚み)を教える?

いやいや

結論からいうと、

キッズ年代は団子サッカーで良し。

むしろ、

型にはめられた「パスサッカー」や

ポジショナルプレーを教え込まれた選手は

ゼッタイに成長しない。

団子サッカーに潜在意識が詰まっている

そもそものサッカーの基本は

「ボールに対してプレーすること」

キッズ年代のこども達は

①ボールと自分

②ボールと自分と相手

③ボールと自分と相手と仲間

と段階を追って理解し成長していく。

  • ボールを奪う
  • ゴールへ迫る
  • ゴールを奪う

「自分でボールを奪って

自分でゴールに迫って

自分ゴールを奪う」

そう、

はじめは全部

「自分」でプレーするところから始まる。

これがサッカーの最初の一歩とでも言おう。

この大事な時期をしっかり

「自分」でプレーすることを経験した選手が

今後の「発展形」への伸びしろが決まると僕は考える。

【ポーラ】ホワイトショット QXS

なぜ団子サッカーになるのか?

これは今いった通り、

生まれ持った潜在意識。と

サッカーのオーガナイズにある。

  • 攻めるゴールは前方にあること
  • 守るゴールは後方にあること

めーっちゃあたりまえのことだけど笑

このゴールの置き方のオーガナイズが

「団子サッカー」にさせる。

こどもは自分がヒーロー自分のストーリー

「ああなんでそこでパスしないんだよ!」

「パスしたら一点だろ!」

こんなことよく思うよね?

でもこれって、

こどもはボールに対して

自分でプレーした表れ。

じぶんの中にチームがある。

チームの中に自分がある。

この差がパスを選択肢としない。

ようは自分がゴールを決めるまでが

一つのプロセス。ワンセットなのよ。

※パスしたら一点なところを

強引にミスシュートをしたこどもに対しては

「●●!横にいた仲間は見えてた?!」

このコーチングだけでOK!

見えてたらなら、

成長し「チームの中の自分」に

段階が変わった時にパスが出せる。

キッズ年代ではまずは

「自分でプレーする」ことを植え付けよう。

これを覚えたこどもは強くなる。

こういう選手になろう、作ろう。

▼「何か起こしてくれそうな選手

決勝戦ロスタイムラスト1プレー

我々のチームがボールを奪った、

速攻のチャンス

前に2人の選手が走りこんでいる

Aの選手:ここぞというときに

ポテンシャルを発揮する選手

Bの選手:いつも消極的で

自分でプレーすることが苦手な選手

さあ、あなたはどちらにパスを出す???

こんなことを考えるとキッズ年代で

やっぱり「自分でプレーする」ことを培った

Aの選手にパスを渡すと思う。

これが団子サッカーの先の未来。

団子サッカーの記事:コーチ系・指導系「団子サッカー肯定派」の話。

団子サッカーからの脱却

キッズ年代団子サッカーで

プレーさせていたとしても、

段階を経て、プレーが変わっていくものだ。

  • 群れに入って自分でプレーする選手
  • 後ろに回りカウンターを阻止する選手
  • 前に回りこぼれ球を横取りする選手

僕は性格も関係してくると感じているが、

団子サッカーの末にこんな選手が現れる。

ここが成長のポイントで

自分で気づいた選手は、

一生忘れないスキルを習得する。

自分で発見し気づいたから

強制で広がりや、

ポジションを教わる選手はすぐに忘れる。

監督がいなくなったら忘れる。

 

サッカーが上手なキッズはここが違う

本当に最近気づいたことだが、

県主催のキッズが集まる大会に参加した時に

「上手だな~」と思う選手の共通点を探した。

それは、

団子サッカーの「相手の群れ」を横にドリブルかわすことができる

当たり前かもしれないけど

上手なヤツ全員コレ!!

この横にかわすということは、

攻めるゴールに「おへそ」を向けながら、

方向にドリブルでいなしていけるということ。

これができると、相手を上手にかわし、

広いスペースでプレーすることができる。

攻めるゴールが前にある以上、

前に進むことは当然だが(潜在意識的にも)

この横に進むという事はキッズ年代では、

非常に大切な「サッカーのスキル」だ。

それでも団子サッカーからの脱却を早めたい人は・・・

  • 小人数制で試合を行うこと
  • ゴールを4つ設置して、横方向に攻める感覚を身に着けさせること

団子サッカーの原因は人数、

ガクっと減らして、

3対3などでゲームしてみよう。

4ゴールにした時の感覚はこんなカンジ↘

この動画は非常にみやすく、

ドイツの良さが現れているね^^

※倉本和昌サッカーコーチのコーチ

低学年向け記事:【サッカー】低学年の説明書【3ステップ】

まとめ

  • 団子サッカーで良い!
  • 団子サッカーにサッカーの全てが詰まっている
  • (ボールを奪う・迫る・ゴールを奪う)
  • 団子サッカーになる原因は「オーガナイズ」にある
  • 自分に中にチーム/チームの中の自分⇒キッズ年代はまだ理解できない
  • 最後にボールを託される選手になろう!
  • 団子サッカーからの脱却⇒気づく時が来る
  • それでも団子サッカーからの脱却をしたいのであれば、
  • 小人数制で、4ゴールゲームでやってみよう

団子サッカーの未来は明るい!

-コーチ系

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