あー!また抜かれた。
カンタンに抜かれるなよ~。
ウチの子ディフェンスが大の苦手・・・
動きが鈍いから抜かれる?
ステップがダメ?
どうアドバイスしたら良いのか・・・
カンタンに抜かれる子は
「矢印やじるし」を理解していない。
「矢印やじるし」さえわかれば
あっさり抜かれなくなるのだ。
この記事を読めば
・粘り強いディフェンスが身につく
・特にサイドのディフェンスに強くなれる
・親でもディフェンスを教えられるようになる
名前:非公表
サッカー経験:15年
指導経験:17年目
トレセン:5年間
(ブロックU10/U11/U12監督経験あり)
B級ライセンス
キッズリーダーインストラクター
初級障がい者スポーツ指導員
サッカー・フットサル3級審判
初めまして。
小学校年代を中心に
5,000人以上のこども達から
教わったことが僕の財産。
サッカーの1対1ですぐ抜かれる子のための記事
結論から言うと
強い矢印で勝負をすること。
えっ何言ってる?どういうこと?!
矢印とは?
パワーを持って戦える体の向き
とでも言おう。
ようするに↘
・青=強いパワーで戦える
・赤=弱いパワーでしか戦えない
胸・へそ・骨盤の「体の向き」が矢印となる。
自分の体の向きの方向には
強くディフェンスにいけるはずだ、
しかし赤矢印の方向に相手をしまえば、
反転し対応することになり、
その分パワーは下がり
強くディフェンスに行けなくなるのだ。
強い矢印でボールを奪う成功例1(動画)
3枚の画像で説明しよう↘
このように
自分がパワーを持って
相手と対峙できる矢印で勝負をすることで、
勝率が何倍にも上がるのだ。
弱い矢印に行かせてしまった失敗例(動画)
3枚の画像で説明しよう↘
弱い矢印の方向に侵入された際に、
数歩であるが寄せることができず
出遅れているのがわかるだろうか?
どうしなければならなかったか?
強い矢印に誘導しゴールを守る成功例2(動画)
3枚の画像で説明しよう↘
ゴールキーパーと協力して守る素晴らしいディフェンスだ。
強パワーの矢印で最終的には勝負し「寄せる」ことで
コースが限定されセーブに繋がったシーンだ。
矢印(強パワー)で勝負するためのポイント
①どちらの方向が強パワーなのかを自分で理解する
②対峙した時のポジション取りで、強パワーに行かせるよう立つ
③相手の突破してくるタイミングに合わせて勝負する
①どちらの方向が強パワーなのかを自分で理解する
自分自身で瞬時に強パワーの矢印を把握しよう。
体の向き(肩・おへそ・腰)の矢印がそのまま強パワーとなる。
②対峙した時のポジション取りで、強パワーに行かせるよう立つ
青=強パワー、こっちで勝負したい
赤=弱パワー、こっちでは勝負したくない
よって、
赤方向には行かせないポジション取りが大切になる。
③相手の突破してくるタイミングに合わせて勝負する
弱パワーの矢印を警戒しすぎると
抜かれてしまうことも頭に入れておこう。
そこで大切なのは、
相手の突破してくるタイミングを合わせることだ。
先ほどの図↘
相手のスピードが上がった瞬間
すなわち
突破してきた瞬間に合わせて
自分も加速し
寄せて奪う。
この3つが「矢印で勝負」するためのポイントだ。
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まとめ
このように、
ディフェンスが苦手なこどもは、
自分の矢印(強パワー)を理解していないため、
カンタンに抜かれてしまったり
カンタンに侵入されてしまう。
まずは矢印から
「今どっちの矢印がでてる?」
こんな質問を投げかけながら
トレーニングをしてもらいたい。
良いオフェンスは
良いディフェンスから成り立つもの。
これで少しでもディフェンスの面白さを
体感し、
粘り強いディフェンスが
できるこどもが増えてもらいたい。