ボールをとめられない・・・
パス(キック)がヘタ。。。
ドリブルだけじゃダメ?
最近になり。すごく思うことがある。
それは、
低学年(4年生以下)全然ボールとめたり、蹴れない。。。
もしかすると日本の育成が根本的に少しズレている?
●結論:ドリブルから入るからダメんなる
今の日本のジュニアサッカー育成の中の現状。
- ドリブルから教える
- まずはボールと自分の関係性から
キッズ年代や1年生2年生のとっかかりは
「ボールに慣れよう!」
「ボールを足でうまく扱おう!」
「ボールを自分で運ぼう!」
おそらくここら辺が小テーマのメニューが多い。
とはいえ、このドリブル(ボールフィーリング?)を否定するつもりはなく、
「自分で運ぶ技術」はサッカーではとても大事だということはわかっている。
しかし、ここがズレると、
高学年で苦労する?
昨日のこども達のプレーをみていてそんな感覚に陥った。
「こどものサッカーの世界」
- 自分とボール
- 自分と相手とボール
- 自分と味方みんなでプレー
- チームの中の自分(チーム対チーム)
ココ!
ここの指導の時間が圧倒的に多すぎ。
とても大事な部分ではあるけど、
サッカーは、
「とめる・ける」ができないとサッカーにならない。
「とめる・ける」ができたらサッカーになる。
とめる・けるの時間をキッズ年代から多くさいたほうがいいんではないか。
学年が上がるにつれて、
- 蹴れない(遠くに飛ばせない)
- キックの種類が乏しい
- 止めれない(当てる場所が違う)
こんな問題が起きている。
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●世界的にはパスから教える?
調べるとどんどんでてくる!
バルサ・バイエルンの育成は
「ドリブルよりパスの優先度のほうが高い」
パスから教えるメリット
- ドリブルで競い合う(コンタクト)が生じ奪われる可能性がある
- 接触がドリブルより少なく、ケガの確立が下がる
- ドリブルよりパスのほうが早い
こんなところ。
う~ん。
実はボールと自分の関係性はある程度やったら、
キッズ年代から蹴ったりとめたりするトレーニングの時間を
多く費やしてるかも・・・
そりゃ日本よりパスうまいわ。
関連記事:【サッカー】うまい子ってこんな子の話。【コレが大事!】
●上手な子ってドリブルがうまいこなの?
ネイマール・メッシ・アザールなんかはドリブルが上手。
ドリブル=かっこいい!華やか!
という認識が生まれ始めて、
うまいやつはドリブルっしょ!となっている現状。
昨日のトレーニングでも、
シザースやらなんやらやってた。
しかも、不適切な局面で。。。
そんな子に限ってパストレーニングをすると、
めちゃくちゃ・はちゃめちゃ・ぐちゃぐちゃ。
●とめる・けるができない原因
- とめるポイントがいつも違う
- そもそもとめるポイントがわかっていない
- つま先が上がらなく、触れるけどボールが足からすり抜ける
- ずれたボールに対して足を運べない(足を延ばしバランスを崩す)
- 足の振り方がわからない、股関節が曲がらない
教わってないし、とめる・ける経験が圧倒的に少ない。
だって、キッズ年代のメニューであまりやらないからかもしれない、
ボールを運んだり、シュートしたりが主で、
「ける」はあるにしても「とめる」がほとんどない?!
ここに問題がある。
●久保建英君
久保くんがすごいのはドリブルじゃない。
パス(キック)やトラップがうまい!
ゆえに、ドリブルがうまい。
細かく言うと、
パスの選択肢を持ったボールの持ち方をするから、
ドリブルで抜ける。
よくいるドリブラーの選手↓
(僕は、今からあなたをドリブルで抜きますよー!)
バレバレだからとられる。
これがドリブルで抜けない子の問題。
久保くん、
パス(キック)・とめるの練習めっちゃしてる。
幼少期久保君がやっていたメニューを実際にぼくも体験したことがある。
めっちゃいい!
「とめたと同時にボールと一緒に前に運び出す」
「ズレたボールがきても、しっかりカバーできるトラップをする」
これサッカーで大事。
いや一番大事かもしれない。
●まとめ
やっぱりサッカーはパス?
キッズ年代から「トラップ」⇒ボールをとめるという
導入部分のトレーニングの量を増やす必要がある(記事を書きながら思った)
日本サッカーが世界に挑んでいくためには、
実ははこぶよりも、
とめる・けるなのかもしれない。
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