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あんたつぶれるよ。。。
サッカー経験:15年
指導経験:17年目
初めまして。
小学校年代を中心に5,000人以上のこども達から教わったことが僕の財産。
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足が速いということは、サッカーではとても大事な能力の1つだ。
しかし、小学校年代で足が速いだけの選手は必ずつぶれる。
僕が今まで観てきた選手を例に「足が速い選手」に伝えたい。
3つのコトを伝える。
サッカー足が速い選手に伝えたい3つのコト
- 必ず抜けるパターンの技術を習得すること(足元の技術)
- ボールの受け方を工夫すること
- 手と体の使い方を理解すること(競輪から学べ)※動画あり
これが僕の足が速い選手に伝えたい3つのこと。
では3つの理由を細かく説明していく。
サッカーで足が速い選手
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誰だって足が速くなりたいし、足が速いほうが有利に違いない。
ゴールを決める子、得点に絡む子っていうのはだいたい足が速い。
フォーワードやサイドとしてチームの中で配置され、
縦の突破を強みに活躍していると思う。
でも、今抜けるからといって本当にこのままでもいいと思う?
中学生や高校生に行ってもスピードで抜けるとでも思っている?
そりゃ、
ベイル選手(現レアルマドリード)
ムバッペ選手(現パリ・サンジェルマン)
仲川輝人選手(現横浜Fマリノス)
のような「ずば抜けたスピード」があれば、今後も通用していうと思うが、
「そこそこのスピードスター」は全員芽がでないまま終わってしまう。
なぜか???
スピードスター失敗の例(経験談)
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僕の小学年代のチームに背が173センチの大型のフォワードがいた。
足もかなり速く、おまけにボールも蹴れる。
小学校年代では敵なし、
とにかくパワーとスピードで相手を抜き去っていく、
県の中でも誰もが知る有名な選手だった。
でもこの子、
中学生高校生でまったくの
無名のプレーヤーで終わってしまった。
なぜか?
それは、足元の技術をおろそかにしていたからだ。
足が速いというのは、足のリーチが長いだけ、
そして早熟型の体系だからパワーがあった。
6年生まではスピードとパワーで乗り切れたものの、
中学校年代では、足元の技術があまrにも低く活躍できなかったのだ。
なぜ失敗したのか?
- 成長していくにつれて周りの選手のフィジカルも上昇、追いつかれてしまった。(早熟型と晩成型の追いつき)
- スピードで抜けなくなった時のことを考えていなかった
- 足元の技術やテクニックを身に着けなかった
これが大きな失敗の原因だろう。
みんなにこのようになってほしくない。
やっぱり「今はいいけど、その先」を考えて指導していかないとこのような残念な結果に終わる。
ではどうしたらいいのか?(解決策3つ)
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1.必ず抜けるパターンの技術を習得すること(足元の技術)
スピードに頼らず、
自分の得意ワザや得意パターンをみつけること。
ディ・マリア選手(現パリサンジェルマン)は、
カットインをうまく使ったドリブルがパターン
アザール選手であれば、ストップとダッシュをうまく織り交ぜた間合いが非常に良いドリブルだ。
トップ選手たちは自分の「型」「必勝パターン」を持っている。
小学校年代の足が速い選手は、スピードだけに頼らない、
スピードも足元もあるよと二刀流でプレーできるようトレーニングすべきだ。
2.ボールの受け方を工夫すること
ディフェンスだって成長する。
小学校年代抜けていたのは、パワーとスピード
これからは、様々な工夫をこらしたディフェンスに出会うだろう。
- スピードに乗せないために間合いを詰めてくる選手
- 体のぶつけ方がうまい選手
- 前を向かせない選手
スピードと技術を発揮して突破するのであれば、
前を向いたプレーは不可欠。
どう前を向くのか?
どうボールを受けるのか?
どうウラをとるのか?
この3つを自分なりにつきつめて体現できればスピードも武器となる。
今は抜けるけど、この先も抜きたいなら、スピードを発揮するために?
を考えよう。
3.手と体の使い方を理解すること(競輪選手から学べ)
スピードで抜けてもずば抜けていないと追いつかれるね。
この「手と体」もテクニックに1つ。
久保君なんてめちゃくちゃ手と体の使い方がうまいよね。
抜いたあとに相手の前に入る。
抜く時に頭と肩と手を入れて相手を前に入らせない。
これって競輪でも使うワザ。
なにやってるかわかるかな?笑↘
これは頭突き(そのままだけど)
- 競輪の立派なテクニック
- 相手がコースに入らないよう頭を使って阻止
- 頭を当てて自分が前に入る
こっちは久保君↘
1分13秒のプレーなんてまさしく・・・けいり・・・
僕はサッカーと通じる部分があると思う。
このように、
スピードスターは抜いたあとのテクニックも上手。
頭・腕・手を使って相手の進路に入るのもテクニック。
さいごに
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小学校年代にスピードスターとしてチヤホヤされている子。
絶対に油断しないで!
「今」は早熟でパワースピードで勝ってるけど、
絶対に中学校・高校年代で周りの選手たちもパワーやスピードが追いついてくる。
そ「その時」になにができるかを考えて今トレーニングしよう。
これは毎年話す、もったいない選手。
「昔は良かったけど、今は埋もれちゃったね~」
こうならないためにも、
現状に満足せず突き進んでほしい。