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保護者系

【サッカー】セレクションを受ける前に読むべき記事【本当に大丈夫?】

投稿日:2020年10月26日 更新日:

質モンキー
質モンキー

▼悩みケース

小学3年生の息子がいます。

Jリーグの下部組織のセレクションが

2月から始まります。

息子はJリーグチームのユニフォームを着て

ピッチに立つ姿を思い描きながら、

日々頑張ってきました。

実力は、

受かるか受からないか正直ギリギリのライン。

親としては受けさせてあげたい一方、

受かった場合これでいいのか?

もっと良いチームがあるのではないか?

と考えてしまいます。

名前:非公表

サッカー経験:15年

指導経験:17年目

B級ライセンス

キッズリーダーインストラクター

初級障がい者スポーツ指導員

サッカー・フットサル3級審判

初めまして。

小学校年代を中心に5,000人以上のこども達から教わったことが僕の財産。

僕。
僕。

【ポーラ】ホワイトショット QXS

セレクションを受ける前に読むべき記事

先に一番伝えたいことから書く。

「本当に自分の身の丈に

合ったチームなのか?」

これが結論。

「セレクション」

こどもの進路、

こどもの将来、

親としては応援してあげたい。

僕もコーチとして

毎回セレクションに関わらせてもらうが。

毎回上記のような悩みを抱えた状態で、

セレクションを受け。

合格したものの。

大事な高学年代を

棒に振る選手が出てきてしまう。

大事な高学年代を

棒にふる?!

どういうこと?!

説明していきたい。

背伸びをするな!!(エピソード)

先ほど結論でも書いたが、

本当に選んだチームが

自分のお子さんにとって

「身の丈に合ったチームなのか?」

  • こどもが行きたいというから
  • 他の友達も受けるから
  • 受かるもしれないから
  • 保護者間で優越感に浸りたいだけ

このような理由で受けて、

万が一、ギリギリ合格してしまったら、、、

「ばんざーーーい!!」は、

初めの1か月だけ。

どんな未来が待っているのか?

某有名大学に

ギリギリ入った教え子の話

小学生の時からの秀才だった。

サッカーも賢いプレーができる子だった。

人生が狂い始めたのは、

某有名大学に合格した時。

合格した瞬間は、

親もこどもも大変うれしい!

将来への期待で胸がいっぱい!

周りも祝福してくれたり、

これからの大学ライフに未来しかなかった。

そんな表情をしていた。

だけどフタを開けてみれば・・・

実は、

ギリギリで有名大学に合格していた。

要するに、

某有名大学の中で底辺にいるということ。

そこから頑張って這い上がろうと、

猛勉強をしながら、

もがき苦しんだが、

やっぱり這い上がることはできなかった。

ライバルは

電通入社予備軍。。

国のお仕事予備軍。。

トップクラスのライバルが相手。

大学1年生ですでに、

勉強についていけなくなり、

おちこぼれて、

学校にいかなくなり、

某有名大学を中退。

親の期待を一心に受けて、

結果脱落していく子を僕の教え子にいた。

ここからわかったことは

「身の丈に合った学校」

を選ぶべきだったということ。

一つランクを落とし、

自分が活躍できる大学に入っていれば、

沢山の経験を詰めて

素晴らしい未来がまっていたかもしれない。

そういう意味でも

「身の丈に合った」という言葉。

そう、

背伸びをするな!ということ。

しっかりと自分を分析し、

今後の未来を考えながら、

選択をしないと数年間を棒に振ってしまう。

サッカーのセレクションに置き換えよう👇

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背伸びをするな!!(経験談)

これも僕の経験談。

Jリーグ下部組織に合格。

しかし、

レギュラー争いで負けてしまい、

4年生から6年生までの

貴重な3年間で、

公式戦に出られたのは

わずか半分。。。

その子の保護者と話す機会があったが

こんなことだったら、

3年生でセレクションを受けず、

別クラブや少年団で

経験を積んで、

中学生になったら「ジュニアユース」の

セレクションに

チャレンジさせてあげれば

良かった。。。(涙)

僕も思ったが本当にそのとおり、

やっぱり公式戦の

ガチガチな大会に出ないと、

こどもの成長はない。

J下部組織だって

大会で「結果」を求められている部分もある

ますます、

レギュラー外の選手の出番は減っていき、

経験を積めないまま

3年間を棒に振ってしまった。

関連記事:良いチームを見抜く方法【体験ではここをみよ】

親としてできること

こどもは当然

自分の夢に向かって走り出す。

それで良い。

こどもは盲目。当然のこと。

だからこそ保護者が

ブレーキをかけることも絶対に必要。

だってまだ3年生。

良いか悪いかなんて

判断のつかない時期。

だからこそ!

保護者が徹底的に調べよう。

何を調べるか?

  • こどもが行きたがっているチームのこと
  • 別クラブのチームのこと
  • 練習時間・場所・送迎など
  • コーチのこと(信頼できそう?)
  • そのチームの方針や試合の出し方・考え

こどもへの提示のしかた👇

「今オマエの周りには

このようなチームがある」

  • このチームはこういう考えらしい
  • このチームはこういう結果を生んでいるらしい
  • このチームはこういう取り組みを行っているらしい

花を咲かせる時期は18歳だよ。

オマエはどこのチームだったら、

栄養をたっぷり蓄えられて、

18歳の時に

満開の花を咲かせることができる?

沢山の選択肢を与えてあげるのは

保護者の役目。

決めるのはこども。

関連記事:「小学生年代は武器を磨け!苦手は無視。」(ユウサクの話)

さいごに、

強豪チームにギリギリで合格して、

着いていけそうだったり

本人の意思が固いならそれでも良い。

だけど、

僕が一番レベルアップするうえで思うのは、

「試合に出てなんぼの世界」

ということ。

公式戦にでられないようじゃ、

成長の余地はない。

だったら、

身の丈に合ったチーム。

自分が試合にでれそう、

ここなら沢山の経験詰めそうなチームに

一個ランクを落として、

3年間頑張るというのもありだと感じる。

選択肢を与えるのは保護者の役目。

決めるのはこども。



-保護者系

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