「遅いパスと速いパスどっちがいい?」
こども「はやい方!」
「相手が多い方と少ない方どっちがいい?」
こども「少ない方!」
「逆サイド空いてなかった?」
こども「空いてた・・」
この誘導尋問をしなければ、
実はこどもは上達する。
名前:非公表
サッカー経験:15年
指導経験:17年目
トレセン:4年間
(ブロックU10/U11/U12監督経験あり)
B級ライセンス
キッズリーダーインストラクター
初級障がい者スポーツ指導員
サッカー・フットサル3級審判
初めまして。
小学校年代を中心に5,000人以上の
こども達から教わったことが僕の財産。
【サッカー】コーチングのコツはコレ【誘導尋問をなくすだけ】
●結論は
「とことん答えを二人で合わせないこと」
どういう意味かと言うと。
コーチが思った「答え」を
こどもと答え合わせしないことだ。
ここを深堀していこうと思う。
●コーチングの誘導尋問?
僕が言うサッカーの
コーチングの誘導尋問とは、
こういうこと。
右サイド空いてたけど右サイド観てた?
観てなかった。。。
このプレーとこのプレーどっちがいい?
そのプレーです。。。
これって、
こどもが答えられるように
選択肢を与えているつもりだけど。
実は、
こどもはコーチの答えを探し当てているだけ。
まったく身にならない、
コーチングなのだ。
●僕も昔そうだった
僕も昔、
こども達に答えを教えまくっていた。
それも、
「自分が思う」答えをね。
僕「前攻めずらいぞー?」
僕「どうするー?」
僕「仲間横にいるぞ?」
僕「そう!ナイスパス!」
こんなふうに、
自分の思い描いているプレーを
こども達に体現させるような。
「誘導尋問」をしていた。
(今となっては恥ずかしい・・・)
●誘導尋問の何が悪い?
僕の実体験上
- こどもが考えなくなる
- 自分でプレーを選ばなくなる
- コーチの「こたえ」を追い求めてしまう
誘導尋問をしながらプレーさせると、
こどもは考えなくなる。
だって、
コーチの言葉を聞いてその通りにプレーしたら、
怒られないしミスは減るから。
コーチ達言うよね?
「たくさんチャレンジしてほしい!」
誘導尋問されながら育つ子は、
自分でプレーを選択できなくなるのだ。
●僕が出会った一つのコラム
コレだ👇
「指導とは“教えない”こと」池上正コーチが語るジュニア指導の心得
※ジュニアサッカーを応援しよう様リンク
コーチは全員読むべきコラム。
この記事をようやくすると・・・
- 俺は指導中答えを用意しない
- 実はみんな「誘導型のコーチングをしている」
- 「どうして?」「こっちは?」と最終的にコーチの答えを導き出そうとしている
- これでは自由な発想がなくなる
- こどもは誘導型の質問を早く終わらせるためにコーチの答えを言う
- プレー中に見なければいけないものをお伝えたらあとは「こどもの自由」
- 「反対側見えてた?」これでコーチングは終わり。
- 大人のプレーを好むプレーをやらせることが良い指導ではない
このコラムを読んだ時に、
めちゃくちゃ納得し、
自分自身が非常に恥ずかしくなった。
(そこそコーチの中でもイケてる!と勘違いしてたよね)
ようするに・・・
- こどもにコーチの「答え」を求めてはいけない
- 誘導するな、状況だけを伝える
- あとはこどもの自由だ
こんなところを池上コーチは伝えたいんじゃないかな?
僕がこのコラムを読んだ時にこれを思い出した。
「自転車のはなし」
小さいころに特訓した自転車は今でも乗れるという事。
これって、
自分でチャレンジし何回も何回も練習したことで、
身についたスキル。
自転車に10年乗っていなくても
乗れるのは、
自分で身に着けたスキルだから。
サッカーに戻すと・・・
コーチに教えてもらった誘導尋問なんて、
すぐに忘れる、
それよりも、
コーチのヒントから考え、
プレーを選択したほうが、
何倍も身につくという事。
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さいごに
こども達を誘導させずに、
今起こった状況をこどもに伝えよう
それでこども自身で考えチャレンジしてくれれば
ゼッタイにスキルは身につく。
僕の理想的なコーチは
笑ってんだか、怒ってるんだかわからないコーチ。
答えをいう一歩手前でコーチングを切りあがることで、
こども達は考える。
それがスキルを身に着けるための近道かもしれない。
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