●こどもの褒めかた
僕の結論は褒めてから指摘する。
こどもに効果的な褒めかたって何?
褒めると注意を同時に伝えたい!
どう褒めることがベストなの?
サッカーの指導のシーンで、
褒めたり、
指摘したりする場面が非常に多い。
僕もコーチをしていて、
褒める時と、
改善する時の話し方や、タイミングをかなり勉強した。
褒められれば、大人でもモチベーションアップするし、
注意されたら大人だってモチベーションが下がる。
サッカーだけじゃなく、日々の生活の中でも、
褒めたり、注意したり、叱ったりする場面は多いと思う。
そんな教育現場に携わっている人に読んでいただきたい。
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●褒めてから注意する?注意してから褒める?
長年苦しめられている。この問題。
さあどっちが効果的なんでしょう。。。
おもしろい記事みつけた!↓↓↓
アロンソンとリンダ―はミネソタ大学の女子学生80名を対象に「好意性の返報性実験」を実施しました。
相手に好意を示すと相手から好意評価が返ってくるのかを実験したということです。
この実験では具体的に以下の四つのパターンで実験が行われています。
1.好意(褒める)→好意(褒める)
2.好意(褒める)→非好意(けなす)
3.非好意(けなす)→好意(褒める)
4.非好意(けなす)→非好意(けなす)
さて、上の四つパターンで相手が抱く好意の強さはどうだったかですが、好意性の返報性ということからすると4.が最も低そうということになりますが、実際の実験結果は異なります。
つまり、相手からの好意が強い順にならべると、
3.非好意(けなす)→好意(ほめる)
1.好意(ほめる)→好意(ほめる)
4.非好意(けなす)→非好意(けなす)
2.好意(ほめる)→非好意(けなす)
という順になっています。
好意→非好意は非好意→非好意よりも相手からの評価が低くなるといのは覚えておくとよいのではないでしょうか。
※「出る杭はもっと出ろ!」様より一部引用
結果から言うと注意してから褒めたほうが印象が良かったみたい。
う~~~ん、好意の話だから少し違う気も・・・
僕が確信していた、褒めてから注意するが一番ビリ。。。
では、
こどもを効果的に褒めて指摘するほうがなぜ良いのか?
僕なりの解説です。
●人の印象は「最初で決まる」
聞いたことある言葉かもしれないが、
これがこどもに多く当てはまる。
例えば第一声が、
インサイドにボールが当たってないぞ!
もっとココに当てて蹴るんだよ!
でも、
踏み込みは強くて良かったぞ!
踏み込みが強くて良かったぞ!
でも、
インサイドにボールが当たってないぞ!
もっとココに当てて蹴るんだよ!
コーチングの順番が違うだけ。
僕は圧倒的に、後者のほうが話を聞いてくれる。
なぜなのか?
- オープンマインドを示している
- 最後に伝えたほうが記憶に残る
サッカー以外でも使える記事:【小学生】あいさつを教えるの話。【伝授します】
スッキリする記事:「こどもに理解させる方法の話。」(これ爆発的)
・オープンマインドを示している
初めに褒められることで、
こどもは良く見てくれていると感じる、
そして「聞き入れる準備」ができる。
そうなれば、「心の扉が」パッと開く、
そこに入り込み、
大事なポイントを伝える。
これが注意から入ると、
「心の扉」は開くだろうか、
開いていない状態で注意されると、
それは心に響いているだろうか。
・最後に伝えたほうが記憶に残る
最後に記憶に残るのは必ず、
最後のことば。
最後に褒めるということは、注意されたことが薄れ、
コーチが伝えたかったことが伝わらない、
反対に、
最後に注意することで、
コーチが伝えたかった「注意」の部分は記憶に残る。
やはり、
褒めてから注意することで心が開き、
そこに技術という水を灌ぐことができると僕は思う。
●まとめ
どちらが正しいかは、
極論「その子による」☜ずるいよね~。
しかし、僕の経験では、
褒めてから注意するほうが、
断然聞き入れてくれる回数は多い。
コーチの手法で「フリーズ」という指導がある。
※フリーズ:問題の瞬間でこども達を止め、改善すること
こどもはやはり「止められる」と、
「怒られる!」と勘違いしがち。
しかし、先に褒めることで、
怒られる!という感情は薄れるのだ。
サッカーでも家庭でも、
褒めたり注意したり叱ったりするするシーンは沢山あると思う。
あなたはどっち派ですか?
あなたのこどもや教え子はどっちの方法が最適ですか???
[…] ためになる記事:【こども】褒めて注意?注意して褒める?【皆さんどっち?】 […]