サッカーとコーチとブログ

サッカー経験:15年 指導経験:17年目 小学校年代を中心に5,000人以上のこども達から教わった、「コーチとは」 「教えることの難しさと楽しさ」 「小学生年代のこども」 「保護者のかかわり方とは」など 「サッカーのすばらしさ」を独自の視点で想いのまま発信します。

教育系

教育系「リフティングって回数じゃない」の話。(じゃあ?)

投稿日:2020年5月17日 更新日:

「うちの子リフティングが全然できないの!」

「リフティングが50回できないと練習に入れてもらえなくて・・・」

「あの子はもう1,000回もできるみたい!」

リフティングができなくてもいい!

リフティングは回数じゃない派が多くいるのもびっくり。

https://www.sakaiku.jp/series/cat189/2019/014136.html

※サカイク様リンク

●結論:リフティングができる子がサッカーが上手とはならない

今も昔も、

リフティングってサッカーの「サッカーへの登竜門」

になっている。

僕も昔はリフティングの練習をした、

チームで一番リフティングができた。

でもコーチとなった今、

ボールフィーリング(ボール扱いの遊び)程度

リフティングにましてや15分も割かない。

リフティングは家でやるもの

では、リフティングの

メリット・デメリットについて深堀する。

●メリット3つ

  • 忍耐と習慣

リフティングは家でやるもの。

家での生活プランができ、

こどもなりに努力のプランを立てる。

これが習慣。

そして、リフティングのやり方には無限にパターンがあるから

回数・蹴る部位・止まって?移動して?とか

ということは忍耐強くチャレンジし続ける子が

必然的に成長する。(これが難しいけど)

  • 数字で表れるモチベーション

サッカーの能力はなかなか点数で表すことができない

リフティングについては、

ボールを落とさず触れた回数を「数字として」記録できる。

ここにチャレンジや忍耐のモチベーションが生まれる。

  • コオーディネーションに適している

特に低位能力。

カンタンに言えば、

物(ボール)に合わせて上手に体を調節する能力。

空間認知とも同じ。

このくらいに上がったボールは、

このくらいの距離で、このくらのタイミングで、

当てるとうまくいくかをつかさどる力。

サッカーでは色々な方向やタイミング、

高さでボールが飛んできたりするので大事。

●デメリット2つ

メリットよりも少ないが、大きな問題だ。

  • 判断がないトレーニング

以前の記事でもお伝えしたが、

サッカーのプレー中

何百回と判断して決断しなければならない。

※詳しくはコチラの記事↓

教育系・成長系「家でできるサッカー上達メニューはコレ」の話。⇒

リフティングでサッカーがうまくなるの?と考えたときに

そうではない。

サッカーは状況によって

無限の選択肢があり、「判断」を伴うからだ。

リフティングは確実に同じポイントに当て続けることはできても

判断が伴っていなければプレーでうまく活かせないからだ。

  • プレー中ボールの下を蹴るシーンが少ない。

まず、プレーのベストは「ボールを浮かさないこと」

次の人がプレーしずらくなるからだ。

ということは、プレーでボールの上をボカーンと蹴るシーンは

少ないほうが良い(時と場合にもよるが)

その角度で考えたとき、

リフティングはあまりプレーの上達とはつながらない

そもそもボールの上を触るシーンは少ない。

だとしたら、

ボールと地面がついたトレーニングのほうが効果的だ。

スカパー!

良い記事:【こどもに】もっと厳しくしてください!の話【マジ言ってる?】

●じゃあどうしたらいい?

まずリフティングとサッカーの上達は

直結しないことを肝に銘じる。

ボールフィーリング・コオーディネーションととらえること。

リフティングはボールと戯れたり、

犬と同じように手なづける「あそび」

その意味もふまえ、

家でリフティングをやるとしたら・・・

  • 移動しながらリフティング

①あっちからあっちまで

②ジグザグに

③利き足だけで とか。

④ジグザグを不均等においてみる

ボールにも性格がある、

進むためには?

「ここをこのくらいの強さで蹴れば

ボールがどうなるか」

しっかりボールの性格を知り手なづけてみる。

  • 円の中でリフティング(半径1m程度)

やってみるとなかなか難しい

円からでないようにすることで先ほどと同じく

ボールの性格を知ろうとなる。

  • リズムよくリフティングする

ボールを

1・2・3(自分の頭よりも高く)

それを繰り返す。

これもボールの性格を知ることと

高く上げることでコオーディネーション(定位能力)

アップにつながる。

このようにただリフティングするだけではなくやり方は無限大。

あくまでもボールフィーリング・コオーディネーションの枠組みで。



●プロだからリフティングはうまい

「リフティングって試合中使わないけど、

プロサッカー選手はみんなリフティングが上手だよ?」

コロナの影響でプロ選手が自宅でリフティングを拾うしてくれいるが、

本当にうまい。ただ、

リフティングが上手だからプロになれた⇒×

プロだからリフティングが上手⇒〇

この言葉は深い。

結論 リフティングって回数じゃない。

リフティングは忍耐や体のバランスを整える

ボールあそびだ。

おススメ記事:教育系【使うのは】家でできるサッカー上達メニュー【アレ】


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